ミッシェル・ユアール家・・・
フランス・ノルマンディー地方ドンフロンテ地区カリニー村にある
カルヴァドス・メーカー。
ミッシェルユアール家は、リンゴの栽培から瓶詰めに至るまで、
一貫して行っている非常に珍しいメーカーです。
熟成は、最初 新樽で行い、熟成後に古い大樽にて
もう一度熟成させるこだわりの造り手です。
ノルマンディーといえば、映画「男と女」、「シェルブルーの雨傘」など、
雨や雪がその情感を盛り上げているように、海の影響を受け、
湿度が高く霧のような雨が降る地域です。
カルヴァドスの原料の林檎は、その雨に育まれているのです。
カルヴァドスには、蒸留酒として珍しく、リンゴ酸を含んでいることから、
消化を助ける作用があるので、食後のディジェスティフ(食後酒)
に向いている珍しい蒸留酒のひとつです。
「アダムの喉仏」 「イヴの乳房」 になった林檎。
林檎のブランデー、カルヴァドスをどうぞ ♪
- Degustation de nos jours -
◆日付 2007.12.05
◆時間 am 2:00
◆場所 RINGOKAN
◆銘柄 [ ミッシェル ユアール オルダージュ AC Calvados ]
◆当店販売価格 ¥1000
◆ヴィンテージ [ Hors d'age ]
◆アルコール度数 42度
◆生産国 フランス
◆生産者 [ ミッシェル ユアール家 ]
◆テイスティング時の状態
・ストレート
◆色
・琥珀色
◆香
・複雑さがきわだった印象。
みずみずしい青林檎の果皮、熟した洋梨、蜜を蓄えた林檎の芯。
時間が経つと、林檎の種を噛んだ時の香りも。
◆味
・香り同様に、複雑な味わいが楽しめる。
タンニンやスパイシーさが印象的。
鼻から抜けるブーケは、クローブ系のスパイスか。
◆総評
・口当たりは非常に滑らかで、キレもよい。
時間をかけてデキャンタージュを繰りかえせば、もっともっと香りが開くでしょう。
★★★★☆
注) あくまでも、個人的なテイスティング・ノートです。
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